- ガールズグループ「izna」の所属事務所WAKEONEについて
- WAKEONE所属アーティスト
- 一部のファンがiznaの活動を不安視する理由
2024年7月4日、韓国の大型オーディション番組「I-LAND2 N/a」にて誕生したガールズグループ【izna】。
全員10代で実力もあるメンバーで構成され、BIGBANG・BLACKPINKなどのヒット曲を手掛けたTEDDYがプロデュースするということで「絶対売れる!」と人気が確実視されています。
しかし、彼女たちの活動について一部不安視する声も上がっており、今回はその理由についてまとめています。
izna (イズナ)の事務所はWAKEONE
WAKEONEという事務所について簡単に説明します。
WAKEONEは韓国の芸能プロダクション
2021年に「ストーンミュージックエンターテインメント」、「Studio Blu」、「OFF THE RECORDエンターテインメント」を統合し設立されました。
WAKEONEの所属アーティスト(Kep1er、ZEROBASEONEなど)
- Kep1er
- ZEROBASEONE
- ロイ・キム
- ハ・ヒョンサン (Hoppipolla)
- チョ・ユリ(元IZ*ONE)
- イム・スロン (2AM)
- キム・ジェファン(元Wanna One)など
2021年のオーディション番組『Girls Planet 999』でデビューしたKep1er、
2023年のオーディション番組『BOYS PLANET』でデビューしたZEROBASEONEをはじめ、
CJ ENMが運営するケーブルテレビMnet(エムネット)が運営する視聴者参加型オーディション出身のアーティストが数多く所属しています。
izna(イズナ)はENHYPEN (前:I-LANDのデビュー組)と事務所は別
iznaは『I-LAND2 N/a』というオーディション番組でデビューしました。
この番組は“I-LAND2”という名前の通り、2020年に行われたオーディション番組『I-LAND』が前身です。
BTSを擁する大手芸能プロダクションHYBEとCJ ENMによる超大型プロジェクトとして企画され、この番組の中で人気グループENHYPENが誕生しました。
同じ番組の続編ということは、「iznaはENHYPENと同じ事務所になるのか?」と思われた方もいると思いますが、実際は違います。
ENHYPENの所属事務所はBELIFT LAB
ENHYPENの所属事務所は「BELIFT LAB」です。
ENHYPENのほかに、ガールズグループILLITが所属しています。
BELIFT LABはHYBE傘下の芸能プロダクション
2018年にBig Hit Entertainment(現:HYBE)とCJ ENMが共同で設立したBELIFT LAB。
当初はこの事務所もI-LANDというプロジェクトも2会社の共同で管理されていました。
しかし2023年、HYBEはそれまでCJ ENMが保有していたBELIFT LABの株式を100%全て取得する契約を締結し、完全子会社としました。
BELIFT LABは完全にHYBEの傘下となったのです。
もしこのような事情がなければiznaもENHYPEN同様、
BELIFT LABの所属となっていたかもしれませんね。
BELIFT LABと所属アーティストであるENHYPENはHYBEの傘下となり、『I-LAND』というオーディションプロジェクトはCJ ENMだけが受け継ぐ形となりました。
いわゆる大人の事情により、iznaはBELIFT LABではなくWAKEONEに所属する経緯になったものと思われます。
I-LAND2プロジェクトが、今でもHYBEとCJ ENMの共同のものであったならば、iznaもENHYPEN同様「BELIFT LAB」所属となり、HYBEレーベルでの活動になっていたかもしれません。
一部のファンがiznaの活動を不安視する理由
気になるのは「なぜ一部のファンがデビュー前のiznaの活動を不安視するのか」ということです。
同世代のKep1erの存在
2021年のオーディション番組『Girls Planet 999』でデビューしたKep1erは、日中韓出身の9人の少女たちで構成されるグローバルグループです。
2024年7月よりメンバーのマシロさんとイェソさんがKep1erとしての活動を終了し、以降は7人体制での活動となる予定です。
彼女たちの年齢は1996〜2004年生まれで、iznaのメンバーより“やや上”という程度。
- オーディション出身
- 同じ事務所
- 同世代のガールズグループ
- 7人組
という共通点が多く、どうしてもお互いに比較されていく形になってしまいます。
それぞれのグループのプロデューサーたちがうまくコンセプトを分け、2組の魅力をアピールしていってほしいですね!
かつて所属していたグループTO1の存在
iznaの活動を一部ファンが不安視する理由もう一つは、かつてWAKEONEに所属していたボーイズグループ「TO1」の存在です。
彼らの結成から活動終了までの経緯がヤバすぎると、いまだに彼らのファンの間ではトラウマとなっているのです。
- ①突然のグループ名改名
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結成当初のマネジメント会社の対立が原因で、2021年に突然グループ名を「TOO→TO1」に改名。
さらに、それまでの活動中の動画・画像などが削除される騒動があった。 - ②突然のメンバー入れ替え
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2022年4月に1人が脱退、6月にさらに3人が脱退し、すぐに新しいメンバー3人が加入した。
- ③本人たちから契約解除が告げられるも事務所からの正式発表はなし
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TO1は2023年12月31日をもってWAKEONEとの専属契約を解除することが、12月中旬にコンカフェを通じてメンバーの口からファンに報告。
具体的な理由も告げられず、事務所のWAKEONEからは正式発表はないまま実質の解散となった。
結成当初から大人の事情に振り回されていた印象のTO1。
彼らの経緯を知っているファンからすれば、同じ事務所がマネジメントすることに不安を持ってしまうのも仕方のないことかもしれません。
まとめ
- 「izna」の所属事務所WAKEONEはCJ ENM傘下の芸能事務所。
- WAKEONEには「Kep1er」や「ZEROBASEONE」などオーディション出身グループが所属。
- 一部のファンがiznaの活動を不安視する理由
①Kep1erとの差別化はどう図るのか
②TO1のように大人の事情に振り回されないか
「izna」の所属事務所はWAKEONEです。
WAKEONEがよくない事務所だいうことではありません。
iznaのメンバーたちの今後の音楽活動を安心して応援したいからこそ、心配になってしまうファンもいるということですね。
結成されたばかりのiznaのメンバーたちが、自分たちの夢を叶えますます輝いていくのを期待しています!